ネット誹謗中傷は、思わぬところで巻き込まれるかも?!

Posted on 13 of 3月, 2016 by

良かれと思ってしたことが罪になってしまった!?

ネット誹謗中傷の問題点は、情報拡散にかかる速度が極めて短いところや、善意の第三者がよかれと思って加担してしまうことにあると考えられます。特に恐ろしいのは「SNSで回ってきたクレーム情報を見て、友達にも教えてあげなきゃ!という善意から拡散してしまう」というパターンが発生することです。これは誹謗中傷の被害を受けている側にとって最も困る問題と言っても過言ではありませんし、反対に、元々は善意で動いたにも関わらず「真偽を確かめることもなく面白半分で加担した」ということで罪に問われる加害者と断定されることもあるので注意しましょう。勿論、現在のSNSで拡散している情報を一度拡散した程度で、加害者として認定されることは滅多にありませんが、「こんな悪いことをするなんて!」と義憤にかられて電話を何度もかけてしまうと業務妨害に問われるケースは考えられます。匿名性の高いインターネットの世界で目にした情報は鵜呑みにせず、ひとまず落ち着いて発信者の他の言葉を見るように心がけましょう。

冷静になって欲しいと意見をいったら巻き込まれた!?

SNSや交流サイトで誹謗中傷をしている人を見かけ、「これは良くないことだ」と思ったとき、あなたは「やめなさい」と諌めるでしょうか。それとも見なかったことにするでしょうか。これはその人の価値観の他、誹謗中傷をする側あるいはされている側との親密度によって答えが変わってくる質問です。正義感の強い人は「いさめなければ駄目だ!」と考えるかもしれませんが、それは必ずしも正しいこととは言えません。相手がどのような悪意やいたずら心でその発言をしたか分からない状態で、突然第三者から指摘を受けると逆上し、場合によってはいさめた相手を攻撃対象としてしまうかもしれないからです。匿名のアカウントに対する怒りのメッセージだけに留まらず、住所氏名を特定して攻撃するような人も中にはいますので、不用意に真っ向から間違いを指摘するのは避けた方が無難です。消極的な対策に思えてしまいますが、そのサイトやSNSの管理者に問題点を通知し、発言を削除して貰うように働きかけた方が、長い目で見ると効果的な方法と言えるでしょう。

仲の良い友達が誹謗中傷をしていて巻き込まれた!?

真偽や経緯を見極めづらいネット誹謗中傷、親しい友達などがそれに悪意を持って加担し始め、自分もその活動に関係するように言われる、などというケースもあり得ます。すぱっと「そういったことをするなら、友達付き合いはやめる」と宣言できればいいのですが、行動を起こさなければいい友達であるだとか、他の友人との付き合いもあるので否定しづらいなど、複雑な人間関係の狭間で悩みを抱えてしまうことになります。こんな時はとにかく「一切のコメントしないこと」が大切です。できれば設定などで関連する情報やメッセージも目にしないようにして、日々の生活を送りましょう。「自分は関わり合いがない」という発言をすれば「誹謗中傷をする人間の友達なんてろくな奴じゃない」などという誹謗中傷を受ける可能性があります。友達をいさめ、止めることができればいいのですが、それが叶わないようであれば、とにかく関わらず無駄に炎上しないように徹底的な第三者を貫くことがおすすめです。

インターネット上で特定の人を攻撃することは、ネット誹謗中傷と言われています。口頭と同様に、人権侵害にあたります。